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マコの闘病日記


闘病生活をつづった日記
by amamasa2006
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ドキッ!まるごと!親戚だらけの新婚旅行(ポロリあり)

※この記事が今回泊まった旅館のブログに載りました(^・^)ありがとうございます!会津東山温泉/原瀧/今昔亭


夜ごと虫の音が鳴り響き、すっかり涼しくなって来ましたね(^・^)
今日は8月に行って来た新婚旅行について書きます♪


8月19~20日の1泊2日、福島県会津若松・東山温泉へ新婚旅行に行ってきました!
7月頃からどこかへ新婚旅行に行きたいなぁ~って考えていて、最初は海外へ行くか?とか沖縄か!?とか夢を膨らませていたんだけど、担当医にお伺いを立てたところ{暑いところは避けたほうが良い・飛行機は100%安全とは言えない・早く行った方が良いですよ}などのドキッとするようなアドバイスを頂き・・・(´-ω-`)そんじゃあ車で数時間で行ける空気のキレイな所という条件で福島を選んだのです。泊まったのは福島・会津東山温泉原瀧という旅館。一応新婚旅行なのでふんぱつしてお部屋に源泉かけ流しの展望風呂が付いている特別室を予約しました☆(ハゲてたから大浴場行きたくなかったしね)

私には介助が必要なので、最初の予定では私&てっちんと兄&兄嫁の4人で行くはずでした。ところが前日になって多忙な兄が急に大きな仕事が入ってしまったので行けない、と連絡がありました。その時すでに夜中の1時。もちろん3人だけで行っても何の問題もないんだけど、1人減るんだったら2人増やそう、と夜中の2時にイトコのJ&S君夫妻に電話して「福島に行くから明日の(もう今日だけど)9時までに家に来て。」と無謀なお願いをしました(;´▽`A``2人は戸惑いながらもOKしてくれて、急遽この5人で行くこととなったのです。

ちょうどこの時期私は「ごはん食べられない病&吐きまくり病」にかかっていて、体重も小学校の時にお目にかかったくらい懐かしい数値まで落ちていました。今はご飯も割りと食べられるようになったので、この時は精神的にダメだったんだなぁと思えるのですが、当時は「あぁいよいよ痩せてきた。。。私ももうそろそろアチラに。。。」とか本気で考えていました。ご飯を食べられないので体力もなく、ちょっと動くとものすごく疲れちゃって、旅行も行けないんじゃないか?行けても疲れちゃって楽しめないんじゃないか?あげくの果てにはホームシックになりそうだから行きたくない(ノ_・。)などと泣き言ばかり言ってました。
でも、前日から来てくれていた兄嫁Nちゃんとガイドブックを見ながら「ここでお土産買いたいね~」なんて話してるうちに少しずつテンションが上がり(単純なんだ、私)当日は元気に出発できました!

ビデオを撮りながら、休憩をたくさん取りながら緑深い山道を進みました。「山と畑ばっかり~!空気がキレイだね~!」とか道中ずっと言っていましたが、よく考えたら茨城も変わらないじゃん(山はそんなにないけど)とみんなで大笑いしてしまいました(笑)
行きは会津若松の駅前でお昼を食べ、その後は真っ直ぐ旅館へと向かいました。
館内はさほどバリアフリー対策されていませんでしたが、事前にこちらから車イスという事を伝えてあったので、とても親切にキメ細やかな対応をしていただきました。
お部屋はそんなに広くはなかったのですが(5人もいたしね)別室の展望風呂は脱衣所もお風呂もとっても広くて、マッサージチェア(無料)もおいてありました。私は病巣に当たって痛いので出来ませんでしたが、部屋にいるときは必ず誰かはマッサージチェアに座っているような人気ぶりでした(^・^)窓の外には所々岩肌が見える緑豊かな山!下を覗き込むとキレイな川とこの旅館の名前の由来にもなっている原瀧(はらたき)という滝があってザァーッと大きな音が聞こえます。

女性には好きな柄の浴衣を貸してくれるという定番のサービスがあったので、さっそくお部屋の展望風呂に入り3人とも着付けてもらいました。その後夕飯の少し前にみんなで館内のお土産屋さんに下見に行くと、なぜかポツンと1匹だけリラックマが売っているではありませんか!何でココに!?
以前ブログの中でスーパーリラックマ☆として紹介した友人ぴゅーこが送ってくれたリラックマのぬいぐるみに「てちお」と名前を付けて夫婦で毎晩抱っこするくらい大事にしています。その「てちお」を内緒でバッグに詰め込み旅行に連れてきた私。そして旅館で出会った少し質感の違う同じリラックマ。。。これは運命の出会いだ!とお嫁さん「てちこ」として迎える事になりました。おめでとう!

夕飯はダイニングで地鶏の炭火焼やらお刺身・うな玉・豆乳茶碗蒸しなどの運んできてくれるお料理のほかにバイキングもあって食べきれないほどでした( ̄▽+ ̄*)
その後私の希望で1時間だけ館内のカラオケBOXに行きました。最後にカラオケに行ったときに比べたらもう全然肺活量も少なくなってるし、咳もゴホゴホだからかつてのようには歌えないって分かってはいたんだけど、ほんの少しだけ歌えたら。。。辛かったら1番だけで終わりにするから。。。とかなんとか言いながら2曲フルコーラス歌えました(~_~;)BONNIE PINKのa perfect skyとドリカムのa little waltzを歌ったのですが、1曲歌い終わった後は嬉しくって感無量で涙がジワっとこみ上げてきてしまいました。もうきっとカラオケは行かないと思う。歌は下手になってて悔しかったけど、歌えたって事に満足o(^▽^)o楽しかった~。

部屋に帰ってから展望風呂に全員一緒に入りました(タオル着用)なんか普通ありえないシチュエーションだったので面白かったよ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
夜はいつも眠れないことが多いのに、楽しかったし程好く疲れたのでぐっすり眠れました。お布団も部屋いっぱいに敷き詰められていてまるで修学旅行でした。

翌日はすぐ近くのお土産屋さんに2箇所寄って、喜多方に行ってラーメンを食べて帰りました。快晴でものすごく暑かったので特に観光とかはしませんでした。
それに前日は吐きもせずにとっても元気だったのに、2日目は朝起き抜けにゲーッ。移動中に突然ゲーッ。ラーメン屋の前でオゲゲゲーッ。と吐きまくってしまいラーメンもほとんど残してしまいました(ノ_・。)そのたびにビニールやティッシュや水をササッと出してくれたJ。背中をさすってくれた兄嫁Nちゃん。人から見えないように影を作ってくれたS君。常に私の体調と他のみんなの事を気遣ってくれたてっちん。本当にありがとう(*^_^*)
また紅葉が始まったら同じメンバー+お兄ちゃん(今度こそ一緒に)で旅行行きたいね。みんなに迷惑かけないように体調管理頑張ります。
サイコーの夏でした!協力してくれたみんな、ほんとうにありがとう!
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☆★☆左から、兄嫁Nちゃん・てっちん・アタイ・J太郎・S君「やったーーー!」☆★☆
# by amamasa2006 | 2006-09-15 19:11 | てっちんと私

訂正と近況報告

訂正とおわび

前回の「セカンドオピニオン」の話の中でお知らせした大切な自分の病名をうっかり間違えて書いてしまいました(@_@;)
誤:胞巣状細胞肉腫
正:胞巣状軟部肉腫

すでに訂正済みですが、1番大事なトコ間違っちゃってごめんなさい(~_~;)
頭の中の記憶をほじくって書いてるのでうっかり。。。パパの書斎にあった書類をたまたま見たら「あ、間違ってもーた」って気づいて(笑)

あと、いつもお返事が遅くてごめんなさいm(__)m明後日あたりにまとめて書こうと思ってます。

近況報告

八月の半ばに福島へ新婚旅行に行ってきました!次のブログで詳しく書こうと思ってますのでお楽しみにヘ(゚∀゚*)ノ

入院中パパが自宅に作ってくれた池(正確には池の横に置いてあったガラス鉢)にある朝カエルが入ってました!当時のブログに「いつかカエルなんかが遊びに来てくれるといーなぁ」とか書いたと思うんですが、願いどおりキタ!\(^o^)/
でも後から実はパパが捕まえてきて入れたっていうオチがついたんですけど・・・。その他にイモリなんかも遊びに来たりして、小さい池のくせに結構楽しませてくれてます♪
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            ☆★☆ガマの子供なんだって☆★☆

それから、私の髪の毛情報(笑)
元々あった髪はすっかり抜け、襟足に一束あった部分ももう残り数本となりました。
でも新しい髪の毛がグングン伸びてきて、今は高校野球児よりちょっと長いかな?ってくらいになりました(#^.^#)天パーなのでウネウネ地肌をはっていてモンチッチみたいです。(国分太一くらいとも言う。)前はツルツルだったから絶対見せたくなかったんだけど、今はオモシロいから遊びに来た友達にたまに公開しています☆
写真を公開するのはちょっとまだ恥ずかしいから、ブログでは私が書いた絵でお楽しみ下さい(笑)
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    ☆★☆てっちんや家族に見せたら「そっくり」って爆笑されました。☆★☆

軽い拒食症シーズンも無事克服でき(てっちんのカウンセリングのおかげです)、最近は同じものしか食べられませんが良く食べれて吐くことも少なくなり結構元気です(#^.^#)
涼しくなってきたし、うまく咳をコントロールして秋を楽しみたいです♪そうしてまたみんなに色んな話をお届けしたいなぁ。。。おーい、みんなー!アタイ頑張るぞ~\(^o^)/
# by amamasa2006 | 2006-09-08 22:51 | 日記

セカンドオピニオン~国立がんセンター~

今日はやぁぁぁっと!先日行ってきた東京の国立がんセンターでのセカンドオピニオンについてご報告したいと思います。長い文章なので休み休み読んでねヘ(゚∀゚*)ノ

まず、この国立がんセンターは日本で1番と言われるガン専門の医療機関です。最高水準の治療とガンの研究とガンにまつわる情報も一番豊富と言って良いでしょう。各分野の専門医がいて、私にできたような整形分野の腫瘍を専門とする医師は関東では今お世話になっている病院とココにしかいないらしく、初めて腫瘍が発見された時もこの2つの病院を紹介されました。東京では毎日の看病が大変という事で同じ県内の病院を選びましたが、今回現在の担当医の判断と自分の意思で、「もう治療はしない」という結果を出したのですがやっぱり、もし何か他に手があるのならば。。。という気持ちと、もちろん今の担当Drを信頼しているのを前提として、日本で1番の専門医も同じ結論を下すのなら納得しようじゃないか、という私と家族の意向で今回のセカンドオピニオンを受ける事となったのです。


国立がんセンターは東京の築地にあります。担当医から紹介の手続きをしていただき、やっと決まった予約日の時間は7月4日午後3時でした。2時半までに受付を済ませるようにと送られてきたFAXに書かれていました。
こちらからはママと私2人で電車に乗って東京へと向かいました。365日働くママと2人で東京に行くなんて生まれて初めてで、疲れないように寝ながら行かなきゃねなんて言ってたのに、上野までの約1時間嬉しくてしゃべりっぱなしの私でした(#^.^#)
上野に着くと兄が待っていてくれました。そこからは私が車イスなのでタクシー移動となりました。都内のタクシーは車イスの方の利用率がとっても多いらしくて、運転手さんはみんなとっても親切でした♪
国立がんセンターに程近い銀座で兄嫁のNちゃんと合流しました。この日のためにお仕事を午後からお休みにしてくれたんです。お兄ちゃん、Nちゃんあのときはありがとうね(^^)
そしてちょうどお昼になったので、Nちゃんの案内で目の前にあったビルの中の会席料理屋さんでランチを食べました。このビルは最近出来たばかりで、今ちょうど月9の「サプリ」というドラマで主演の伊東美咲とKAT-TUNの亀梨クンが働いているビルとして使われているそうです。(余談でした。)


そしていよいよ予約時間の1時間前となり、築地市場を横目に見ながら徒歩で国立がんセンターへと向かいました。
想像をはるかに超える大きなビル。中はまるでホテルのような造りでした。ロビーには沢山の人、この中には私のように他県からセカンドオピニオンを受けにきている方や闘病中の方がきっとたくさんいたのでしょう。
各種手続きをし、指定された階へと移動。またそこで少し手続きをし、呼ばれるまで待つように言われました。この時点でだいぶ疲れてしまった私は、ロビーのイスに横たわり寝ながらその時を待ちました。2時間くらい待ったでしょうか?人気の少なくなったロビーで私の名前を呼ぶアナウンスが聞こえました。
家族全員で先生のいる部屋に入りました。優しい物腰の先生と挨拶を済ませると、先生は茨城の病院から借りてきたレントゲンやMRIなどの資料を出し、担当医からの紹介状を読み上げ、今までの治療の流れを私と一緒に確認してくれました。そして切開生検で取り出した私の腫瘍細胞の顕微鏡写真を見ながら「私がもし診断するのであれば、胞巣状軟部肉腫(ほうそうじょうなんぶにくしゅ)と診断します。」と言いました。

このブログでみなさんにお伝えしている私の病名は「淡明細胞肉腫(たんめいさいぼうにくしゅ)」ですよね?
実は入院中担当医が、「病理のDr達からあなたの病気はもう一つ淡明~とよく似た肉腫ではないか?と言われているんですが、今の段階では私は淡明~で間違いないと。。。」という話を聞かされていました。しかし国立がんセンターの先生宛の紹介状の中には「のちに胞巣状軟部肉腫と病名変更」と書かれていました。
担当医の名誉の為に言いますが、これは誤診でもなんでもなくて、その謎はこの後書きます。

国立がんセンターの先生は、その後私にゆっくりとこの病気や整形分野の肉腫(ガン)について説明をしてくださいました。
前にもこのブログの中で私の病気と治療方針として書きましたが、整形分野の腫瘍とは手足や骨・筋肉(軟部組織)にできるものを指し、もちろん良性・悪性があります。悪性のものを肉腫と呼びいわゆるガンと同じです。
その整形分野の腫瘍・肉腫そのものの発症率は千人に1人くらいの確立でとても低く、その中でも私の以前の病名「淡明細胞肉腫」は100万人に一人の発症率と聞きました。そして未だ明確な治療方法や抗がん剤は見つかっていません。しかしながら私が今までやってきた治療は何人かの患者さんに医学的に効果があったとされるものでした。(残念ながら私には効果はありませんでしたが)
そしてこの時聞いた「胞巣状軟部肉腫」。これはなんと一千万人に一人の発症率という気が遠くなるくらい低い発症率の肉腫なんだそうです。
一千万人なんて急に言われてもピンとこなかったんですが、ついこの間TVで「現在日本全国にいる結婚適齢期の女性の数は一千万人ちょい」ってやってたんです。結婚適齢期がいったい何歳から何歳の設定なんだかわかりませんが、仮に16~35歳くらいと考えてみると。。。そっかぁ・・・私ホントに珍しい病気になっちゃんたんだ~と改めて痛感しました。
40年以上の歴史のある日本でトップの国立がんセンターでも、この病気の患者さんは今まで10人いたかいないかそして、この肉腫は今までどのお薬を試しても1度も効いたためしがないそうです。。。
つまり、私の担当医も初めから私の病気は胞巣状~であろうとわかっていたけれど、そう診断してしまったら最初から何も治療はせず、静かに余生を過ごしなさいといわざるを得ない状況になってしまうと考え、もう一つ可能性のある淡明~と診断して治療をしてくれたそうなんです。私も今となっては何も挑戦しないで終わるよりはそうして一緒に闘ってくださった事にとても感謝しています。

そして更に国立がんセンターの先生は、効くとされる抗がん剤はまだないけれど、どうしても治療がしたいのであれば、例えば同じ病気の患者さんが誰も試した事がない抗がん剤を使ってみる事や、まだ薬として認可が下りていない治験薬を国立がんセンターに転院して使用してみるという選択肢があることを教えてくれました。
しかしそれには沢山のお金や今まで以上の家族の労力、そして何よりもどんな副作用が出るかわからない危険や、今までの治療で衰えた体への更なる攻撃がついてきます。私は先生に「効果うんぬんの前に、治療途中で衰弱して死んでしまう事もありますよね?」と聞きました。先生はうなずきました。分かりやすい図を書きながら、ガンの治療で1番良い結果は「治って再発もしない事」2番目が「ガンが少しでも縮んで進行を遅らせる事」3番目が「現状維持でそれ以上進行させない事」そして1番怖いのは「無理をして治療した事で死期を早めてしまう事」と説明してくれました。
すると後ろで聞いていた兄が「もし先生のご家族が妹と同じ状況になったとしたら、先生は一個人としてどうされますか?」と聞きました。先生は「もし私の奥さんが同じ状況になったとしたら、これ以上の治療はさせたくありません。」と答えてくださいました。そして私に「最終的に決めるのはあなただけど、どうするか今すぐ決める必要はないから、ゆっくり考えるといいですよ。もし治療を望むのならばいつでも相談に乗りますからね。」とおっしゃいました。

病名が変わっていた事、しかも更に難しい病気であった事。1度は担当医から「あなたはやれる事はすべてやってきた、もう治療は止めましょう。」と言われ、ある程度気持ちに整理はつけたけれど実験的な治療の中にもしかしたら私が助かる何かがあるのかもしれないという可能性とで頭の中がいっぱいでした。
でも、今までやってきた抗がん剤治療がどれだけ辛かったか、心がどれほどに怖くて寂しかったか。。。未だにその恐怖から開放されず、体の衰えも続いている中であまりに低い可能性の治療に挑む勇気は私にはありませんでした。もし、50%の確立で効果があるかも!っていうのならきっと頑張ったでしょう。でも、もう私は自分でも十分にやったと、泣いてばかりだけど治療に後悔はないんだと心に決め「治療はもうしないと思います。」と泣きながら言いました。それはそこにいた家族も来られなかった家族もみんな同じ気持ちだったそうです。それから「今後同じ病気になってしまった人のために、早くこの病気のお薬がみつかるといいですね。」と私が言いました。先生も「そうですね。もしみつかったらすぐに連絡しますからね。」と言ってくださいました。でもお薬の開発がまさか1年やそこらで急に見つかりました~なんてことはあり得ない事だって内心は分かっています。それでもそう言ってくださった先生の心遣いに感謝します。

それから先生が「せっかく来たのだから何でも聞いていいんですよ。」とおっしゃってくださったので、ずっと気になっていた事、この病気になるには何か原因があるのですか?と聞きました。
例えば肺ガンならタバコを吸っていたからとか、胃ガンならピロリ菌を持っていてからとかそういうものではなく、この病気はDNAの中の2つの部分の突然変異によってガン化するものだというところまでは解明されているんだそうです。
私は4~5年くらい前から縄跳びやジョギング、ジム通いなどを続けていて一時期は1日にものすごい量の運動をしていたことがあったので、それが原因かしら。。。なんてたまに思ったりしていたんです。それからうちのママが「私がマコをこういう体に産んでしまったのかもしれない。。。」と言っているのを聞いたことがあったので、そうじゃない事が聞けて良かったです。胸のつかえが取れました(*^_^*)

それから最後にこの病気は普通のガンとは違い非常にゆっくり進行するタイプのものだと教えてくれました。(これはその後兄が本人不在で癌研有明病院にセカンドオピニオンを受けに行ってくれた時も同じように言われたそうです。)ゆっくりってどのくらい?って思うけど、詳しくは分からないけど事実まだこうして元気でいるし、毎月1回の定期健診で胸のレントゲンを毎回撮るんだけど、昨日の結果では4月のものと比べると今までよりも小さなツブツブと見えるガンの影が増えているものの、入院当初からあった影は急激に大きくなるような動きは見せず、自然とほんの少し縮んだようなものと新しく増えたものが入り混じるという担当医曰く「まったくもって奇妙な動き」をしていて予測不可能だそうです。
今のところ極端に空気を吸えてないような事もないし、肺に水が溜まっている様子もないそうで「このぶんなら紅葉も見られそうですね。」とのお墨付きを頂きました。う、うれしぃぃぃ(:_;)
それでもいつかはもっともっと苦しくなる時が来るのでしょうが、今私はこう思います。
この若さでガンに侵され治る事ができず、歩く事もままならないけれど、家族の介助やたくさんの友人からの励まし、そして何よりてっちんの大きな愛に包まれて生活できている私は本当に幸せ。それでも病気を憎むこともまだまだあるけれど、同じガンでもゆっくり進行するガンであったことはもしかしたら神様からの最大のギフトだったのかもしれない。
これからどのくらい生きられるのか?案外たくさん生きちゃったりして??(笑)少し痛む胸や足、咳、疲れやすさ、食欲のなさがたまに不安のるつぼへと私を引っ張って行くけど負けないで頑張らなくちゃ!1日でも長く。

以上がセカンドオピニオンでの結果と、それからしばらく経っての今思う私の気持ちです。 書く書くといいながらだいぶ遅くなってしまった事をお許しください(>_<)
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   ☆★☆お昼を食べたビルでママと。完全なおのぼりさん状態(笑)☆★☆
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☆★☆巨大な国立がんセンター。車イスを押しているのがママ、右を歩いているのが兄です☆★☆
# by amamasa2006 | 2006-08-29 22:26 | 病気と私

夏のイベント3連発!!!

お久しぶりです!
梅雨が明けてやっと暑くなったと思ったら、台風が発生したりなんだりともう夏も終わりのようなお天気で・・・。今年の夏は1週間しかなかったようだと私のまわりの友人は嘆いていました。
そんな短かった今年の夏ですが、家族の協力のおかげで夏のイベントを満喫する事ができました(*^_^*)

私の住む町水戸市では8月4日~6日の3日間水戸黄門まつりが開催されました。第1日目は千波湖での花火大会!今年はイトコのJと浴衣を新調して2人で行きました。
車イスなので湖の近くまではとても行けないので、少しはなれた人の少ない川沿いで花火を楽しみました♪キレイ。。。そのうち「花より団子」の私たちはついつい屋台の賑やかさに心引かれ、無謀にも1番近くの信号の向こうの屋台まで突き進んで行っちゃいました(~_~;)
あふれんばかりの人、人、人!で大変な思いもしましたが、ちょっとした坂道を越えられないでいた時若いお父さんがこころよく手を貸してくれたり、人があふれる交差点ではおまわりさんが一番前まで誘導してくれました。車イスを利用するようになってから、見知らぬ人の優しさにホロリとしてしまいます。。。ありがとう。
やきそばとリンゴ飴を買って、また来た道をどうやって帰ろうかと躊躇してたら丁度Jの両親が孫を2人連れて来てくれました。みんなで花火を見れて楽しかった!

一方同じ日にてっちんは、ROCK IN JAPAN FESTIVALに行っていました。こちらは2000年から水戸市のお隣、ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で毎年3日間行われている日本のアーティスト中心のライブイベントです。そしていつも忙しく働くてっちんの年に1度のお楽しみでもあります。去年と一昨年は私も一緒に行ったのですが、さすがに今年はね。。。(~_~;)というわけで、今年は同じお店の男の子(かつ太郎)と二人で行ったようです。
この日が近づくにつれソワソワしだすてっちんは、まるで遠足の前の小さな子供のようでした(^・^)駐車場の確保のため、朝は5時に家を出て行きました。早っ!そして炎天下ではしゃぎまくったてっちんの両肩は真っ黒に焼けていました。何よりもとっても楽しかったようで、今でも当日の事をニコニコしながら話してくれます。よかったね(^・^)てっちん♪

次の日はてっちんとTお姉ちゃん、Jの旦那様のS君とそろって黄門祭りに行きました。Jと妹のT子が毎年このお祭りで太鼓を叩いているのです。毎年必ずJとT子の暴れ太鼓を見ないと夏の訪れを感じられないと言ってもいいくらいの大事なイベントなんです!
日中は暑いので日が落ちる頃に出だし、人ごみの中をJ達が乗っている山車を追いかけまくり(大変だったね、てっちん)なんとか2人に会うことが出来ました。途中近くで働くマナブとも合流し、金魚すくいや煮イカ、焼きそば、牛すじの煮込み(これが一番美味しかった!)を楽しみました。

初めて入院した時は、こんなふうに夏を楽しめるとは思ってもいなかったので本当に嬉しかった~(^・^)さすがに2日間も頑張って遊んじゃったので次の日からはちょっとグッタリしちゃったけど、てっちんやみんなとの夏の思い出を作れて感無量です。。。ママが私の浴衣に「来年も着られますように・・・。」とおまじないをかけてタンスにしまってくれました。来年も夏を楽しめますように。。。
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        ☆★☆花火とJ。後ろ姿もキレイだけど正面も美人です☆★☆
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     ☆★☆ROCK IN JAPAN中のてっちん。木陰で一休み、ブヒ~☆★☆
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        ☆★☆黄門祭り。奥の山車にJとT子が乗っています☆★☆
# by amamasa2006 | 2006-08-16 20:35 | 日記

ポートレート

7月26日、梅雨の合間の良く晴れた日にてっちんのお店のお客さんで写真家の秀さんに私のポートレートを撮っていただきました。
秀さんと私はそれまで面識は無かったのですが、いつもこのブログを読んで励ましのコメントを下さったり、てっちんからその人となりを聞かせてもらっていました。私も秀さんのブログNEXT HORIZON・Shu Land Annexを毎日欠かさず見ていて、毎日UPされる写真とそこにつづられている一言がとってもステキで、1度お会いしたいなぁ~と前々から思っていたのです。
そして念願かなってお会いする機会ができ、しかも写真まで撮っていただけるなんて!(^^)!その日がとっても待ち遠しく感じました。

撮影の場所は茨城県立歴史館。私の家からとっても近く、庭園には緑がたくさんあってお天気も良かったしロケーションは最高でした!前の日も次の日の天気も雨が振ったり曇りだったりだったのに、この日だけはピーカンで適度に風もあって木陰は涼しくて快適でした。
昔この歴史館には学校行事の写生会や落ち葉拾い(腐葉土作成のため)なんかで何度も来たし、近所だったのでお兄ちゃんたちとおたまじゃくしを採りに行ったり、かっけっこをしに行ったりと公園感覚で遊びに行っていました。てっちんとお付き合いを始めてまだ遠距離恋愛だったころ、お弁当を持ってお花見に来た事もあったっけ(*^_^*)色んな意味で思い出の場所なんです。

撮影の時は秀さんと、一緒に来てくださったチーフデザイナーの方が最初ぎこちなかった私に「あの木の上にてっちんが木登りしてると思って見てごらん?」などと色々話しかけてくれたおかげで、とっても自然に笑顔になれました(^・^)
色んな帽子を持って行ったので何パターンも撮ってくれて、てっちんとのツーショットも撮ってもらいました。すっごく楽しかった~(*^_^*)出来上がりがとっても楽しみです♪一番良くうつってるやつは強制的にてっちんに持たせるんだ!うふふ。

秀さん、本当に有難うございました!
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     ☆★☆避暑地風のアタイ(*^_^*)レフ版あてられてうれしはずかしです☆★☆
# by amamasa2006 | 2006-07-31 17:47 | 日記


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